本記事ではこんな悩みを解決!
- ドッグフードの目安量が知りたい
- 複雑な計算じゃなく簡単な計算方法を知りたい
- 愛犬には健康で長生きしてほしい
飼い主さんの中には、「ドッグフードのパッケージに記載されている量を与えているのに愛犬が太ってしまった!」という方もいるのではないでしょうか?
犬の肥満は人間同様、様々な病気を引き起こし、結果的に寿命を縮めてしまいます。
ドッグフードのパッケージには給与量が必ず記載されていますが、これはあくまで目安。
どのくらいの量が犬にとってベストなのでしょうか?
この記事では、その答えとなる科学論文を紹介します。
ぜひ愛犬の健康に役立ててくださいね!
ドッグフードの量について
そもそも1日に必要とされる摂取カロリーは犬によって違います。
- 体の大きさ
- 運動量
- 犬種
- 季節
- 避妊去勢の有無
などの要素が複雑に絡み合うためです。
人間だって同じカロリーを摂取しても太る人もいれば太らない人もいますよね。
犬に必要なカロリーを正確に計算する方法はあります。
安静時エネルギーと係数を用いて電卓で計算していくのですが、項目が多くて正直めんどくさいです。
そこで簡単な方法を紹介します。
ネスレピュリナペットケア株式会社のRichard D. Kealyらは、48匹のラブラドールレトリーバーを対象に、ドッグフードを与える量が寿命にどのような変化を及ぼすのかを調査(参考)。
生後8週間から死亡までを追跡調査した結果、「ドッグフードをパッケージ記載量より25%少ない量を与えた犬は、生涯をとおしてコンディションが良く、病気の発症も遅く、寿命がかなり延びた」ことが報告されました。
つまり、ドッグフードの目安量は、パッケージ記載量よりも25%少ない量が犬の健康にとって最も有効であるというわけです。
人間でも、「1日1食」や「プチ断食」など食事量を減らす健康法がブームですよね。
ただし、急に愛犬の食事量を減らすと体調を崩す恐れがあります。
減らす量は徐々に変更してあげてくださいね。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!
この記事が、読者さまと愛犬の暮らしの一助になれば幸いです。